2010/05/02

【まとめ】Ubutnu 10.04 LTS on X100e【その1】

Ubuntu 10.04 LTS インストール後のThinkpad X100eでの設定をまとめて行こうと思います。
(頻繁に加筆・修正が入ります。ご容赦ください。 あと、やたらダラダラ長い・煩雑でわかりにくいのは「仕様」ですのでご勘弁を;)


※Ubuntuをインストールする前にちょっと待ってください。まずリカバリーディスクは作成しましたか?
できれば別のHDDにクリーンインストールするのが理想です。 最悪、Windowsのシステムを傷つけることがないからです。 まずはインストールCDなりインストールUSBを利用してLiveでUbuntuを試してみる&事前に情報を集めてからUbuntuのHDDへのインストール作業を開始してください。


※Ubuntuのインストールの前に、Windowsで「Fn+F5」キーでBluetoothを有効にしておいてください。 無効状態のBluetoothをUbuntu上から有効にする方法が現在(2010年5月2日)不明です。 この理由からも必ずWindowsシステムが起動出来る状態を確保しておいてください。

Ubuntuのエディション:「Ubuntu Desktop 10.04 LTS (32bit)」
インストールCDイメージ:「ubuntu-10.04-desktop-i386.iso」
インストール形態:インストールCD作成後、インストールCDよりインストール。
※なお「ubuntu-10.04-desktop-i386.iso」から作成したUSBでのインストールも、
「Ubuntu Netbook Edition」(10.04)のイメージ「ubuntu-10.04-Netbook-i386.iso」を使用した場合でもおそらく症状や、作業手順は同じと思われる。

インストール直後、「Ubutnu 10.04 LTS on X100e」は以下の致命的な不具合を持っています。


1.Ubuntu日本語フォーラム
「10.04LTSで Fn+Dlelete(輝度-) or Fn+Home でハングしたようになる」




2.「サスペンドから復帰時に、キーボード・マウスの反応が遅い。輝度が異様に暗いが『輝度増減キー押下によるハングの不具合』で、輝度調節が出来ない。」

上記不具合を解消するためには2通りの方法があります。

a.カーネルオプションで起動時にKMSを無効にする。
KMSについては省略します。以下が参考になるやも知れません。
「developerWorkes Japan」
進歩するカーネル

/etc/default/grubを以下のように修正。

~$ sudo nano /etc/default/grub 
[sudo] password for user: 

# If you change this file, run 'update-grub' afterwards to update
# /boot/grub/grub.cfg.

GRUB_DEFAULT=0
~~(略)~~ 
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash nomodeset"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
~~(略)~~ 

~$ sudo update-grub ←<2010.05.03 0時頃追記 抜けてましたごめんなさい;>

再起動後。Fn+Delete(輝度減)や、Fn+Home(輝度増)で不具合が起きないか、輝度の調整が無事に出来るか確認してください。
※この方法では、Netbook Editionの場合は「Netbook Launcher」の挙動が緩慢に、おかしな動作をするようになります。 Netbook Editionユーザーはログイン時のセッションで「Netbook Edtion 2D」を選択、以後使用すれば常用出来る状態になります。

b.AMDドライバを導入する。
こちらはいたって簡単。
「システム」→「システム管理」→「ハードウェア・ドライバ」で表示されるAMDドライバを『適用』すれば、再起動後次回以降は、輝度調節も出来るし、サスペンド→復帰もできます。
「Ubutnu 10.04 LTS on X100e」は他にも以下の若干の問題を抱えています。
3.「UltraNaviのトラックポイントと中クリックでのスクロールが出来ない。」
以下のスクリプトを作成して適宜利用するか、起動時に実行するようにするか、起動スクリプトに書き込むか・・・利用方法はご自由に。
--ここから--
#!/bin/sh
xinput list | sed -ne 's/^[^ ][^V].*id=\([0-9]*\).*/\1/p' | while read id
do
        case `xinput list-props $id` in
        *"Middle Button Emulation"*)
                xinput set-int-prop $id "Evdev Wheel Emulation" 8 1
                xinput set-int-prop $id "Evdev Wheel Emulation Button" 8 2
                xinput set-int-prop $id "Evdev Wheel Emulation Timeout" 16 200
                xinput set-int-prop $id "Evdev Wheel Emulation Axes" 8 6 7 4 5
                xinput set-int-prop $id "Evdev Middle Button Emulation" 8 0
                ;;
        esac
done

# disable middle button 
#xmodmap -e "pointer = 1 9 3 4 5 6 7 8 2"
--ここまで--

4.「タッチパッドを適宜または恒久的に無効にする方法がない。」
9.10ではデバイスの管理をHALが担っていましたが、10.04からはudevに変わります。 なので以前使用していた。 「『.fdi』ファイルを作成してタッチパッドを無効にする」手法は使えません。
上記3.「UltraNaviのトラックポイントと中クリックでのスクロールが出来ない。」と似かよった手法でタッチパッドを無効化出来ます。
以下のようなスクリプトを作成して、適宜利用するか(ry・・・。 利用方法は各ユーザーにお任せします。

--ここから--
#!/bin/sh
xinput list | sed -ne 's/^[^ ][^V].*id=\([0-9]*\).*/\1/p' | while read id
do
        case `xinput list-props $id` in
        *"SynPS/2 Synaptics TouchPad"*)
                xinput set-int-prop $id "Device Enabled" 8 0
                ;;
        esac
done
--ここまで--

5.「スピーカとイヤホンの排他利用(他方ミュート)が出来ない。」
これは以下が参考になるでしょう。
Bug #477226
Sound simultaneously on headphones and speakers - Lenovo IdeaPad u350

Ubuntu日本語フォーラム
ThinkPad X100e でヘッドフォン利用時の本体スピーカーの消音

PPAソースを追加
~$ sudo add-apt-repository ppa:ubuntu-audio-dev/ppa
[sudo] password for user:
Executing: gpg --ignore-time-conflict --no-options --no-default-keyring (以降略
****************************************
gpg: 鍵********をhkpからサーバーkeyserver.ubuntu.comに要求
gpg: 鍵********: 公開鍵“Launchpad Ubuntu Audio Dev team PPA”を読み込みました
gpg: 処理数の合計: 1
gpg:               読込み: 1  (RSA: 1)
~$ sudo apt-get update

カーネルに合致したalsa-driverをインストール
~$ sudo apt-get install linux-alsa-driver-modules-`uname -r`
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています                
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
  linux-alsa-driver-modules-2.6.32-21-generic
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 9 個。
2,069kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 7,361kB のディスク容量が消費されます。
~~(略)~~
linux-alsa-driver-modules-2.6.32-21-generic (2.6.32-21.201004280600) を設定しています ...
update-initramfs: Generating /boot/initrd.img-2.6.32-21-generic
~$ 

alsa-base.conf の最終行に下記のように追加、保存。
~$ sudo nano /etc/modprobe.d/alsa-base.conf
[sudo] password for user:

/etc/modprobe.d/alsa-base.conf
# autoloader aliases
install sound-slot-0 /sbin/modprobe snd-card-0
~~(略)~~
# Keep snd-pcsp from being loaded as first soundcard
options snd-pcsp index=-2
options snd-hda-intel model=ideapad
再起動すればOKです。

6.「環境によっては無線LANが不安定。繋がらなくなったり、そもそも接続できない場合がある。」
この件については現時点(2010年5月2日)で未検証です。 おいおい調べて行こうと思います。
当方の環境ではインストール直後から無線LANは利用可能なものの、しばらくすると再接続を繰り返し、やがて接続出来なくなります。
dmesgにはその動作を裏付けるようなログが大量に残っており、この辺から何か糸口が掴めないかと思っております。

7.「Windowsでないと、Bluetoothが有効に出来ないって聞いたんだけど?」
はい、現時点(2010年5月2日)ではUbuntuもしくは他のLinuxディストリビューションで、X100eのBluetoothを有効にする術を私は知りません。これも要検証、今後の課題です。

8.「そもそも『Thinkpad X100e』にUbuntu(Linux)ってアリ?」
はい。 私は大いにアリだと思います。 ただ「Ubuntuでなければならない理由」は在りません。 やはりX100eを一番使いこなせるのは、悔しいけど、認めたく無いけどWindows7が一番です。 XPでもありません。 デフォルトでインストールされているWindows7・・・これが一番しっくり来ます。
それは「Linuxがイマイチ」とか「Ubuntuが云々」といったレベルの話ではありません。 もし、万が一、DellやHPにあったような、UbuntuプリインストールモデルがX100eにあったなら、お勧めの使用環境は「Ubuntuです」と私はお答えします。
つまりデフォルトのOSが何であるか? メーカーがドライバ回りまでキッチリサポートしているのか?・・・機種固有の問題を解決してくれるのか?
ということが問題になってくると思います。 この辺は長くなるし、持論を恥ずかしげもなく展開することになるので別投稿にします。

ですが、私が体験してきたような事が「おもしろそう!」とか「やってみようかな」と思えるなら、「Thinkpad X100eでUbuntu」はアリだと思います。ぜひ、一度ライブ起動だけでもいいので、試してみてください。 
 【2011.12.4追記】
古いエントリーで、今見ると「もっとこうなのに・・・」とかありますが、多数の閲覧ありがとうございます。
今現在からの視点で、もう一度別エントリーで書きなおそうと思います。
LTSは12.04が控えていて、10.04の情報なんて必要なくなりそうですけどね。
しかし、気になったのは「利用できない箇所多数」と書かれていたサイトがありました;
「多数」ってことは、AMDの64bitドライバの話だけでなく、記事のほとんどが役に立たないってことですよね・・・Orz
@一番のオススメがデフォルトのWindows 7で使うことというのは、間違いないですよ。何の苦労も、手間も必要ないですからね。
でも、Windowsの方が私とっては不便なので、あえてubuntuを使っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿